インターロックとは?安全を守るための制御技術の基礎
インターロックとは何か
インターロックとは、特定の条件が満たされなければ設備を動かさない、あるいは異常時に自動的に停止させる仕組みのことをいいます。
簡単に言えば、「危険な状態では動かないようにする制御」です。
なぜインターロックが必要なのか
工場設備はモーターやシリンダーなど、大きな力を持つ機器で構成されています。誤ったタイミングで動作すれば、重大な事故につながる可能性があります。
そのため、次のような条件確認が重要になります。
- カバーや扉が閉まっているか
- 前工程の動作が完了しているか
- 非常停止が解除されているか
- 圧力や温度が安全範囲にあるか
インターロックの基本的な考え方
安全制御では、「動かす」よりも「止める」設計の方が重要です。万が一信号が途切れた場合でも、安全側に動作する構成が求められます。
フェールセーフという考え方
フェールセーフとは、故障や異常が発生した際に、安全な状態へ移行する設計思想です。例えば、非常停止が押されたときに必ず電源が遮断される仕組みもその一つです。
現場でよくあるインターロックの例
- 材料が所定の位置にないと次工程へ進まない
- 安全柵が開いている間はモーターが回らない
- 複数の機械が同時に動かないよう制御する
- 異常信号が出た場合、即座にラインを停止させる
これらはすべて、事故や設備破損を防ぐための制御です。
インターロック設計で大切なこと
安全制御は、単に条件を増やせばよいというものではありません。複雑にしすぎると、逆に原因が分かりにくくなります。
重要なのは、「どの条件が安全確保に直結しているか」を整理することです。
安全制御は現場を守る技術
インターロックは、目立つ技術ではありません。しかし、設備の裏側で常に現場の安全を守っています。
電気工事や制御技術に携わるうえで、安全制御の理解は欠かせない基礎知識の一つです。
アマテックでは、安全性を重視した制御設計・電気工事を行っています。
制御技術に興味のある方は、ぜひ採用情報もご覧ください。

